プロフィール

若林敏郎(TOSHIRO-WAKABAYASHI)

団塊世代の経営コンサルタント(中小企業診断士)です。

主に中小企業の経営者の相談に乗ってアドバイスをしています。

相談事で一番多い事は「どうすればもっと売上が伸びるのか」
「どうすればお客様がもっと増えるのか」です。当たり前のことですが“NO SALE NO JOB”で“売り”が無いと始まりません。そして“売り”は顧客によりもたらされます。

 経営コンサルタント唯一の国家資格である中小企業診断士試験実務補習の指導員を2002年から19年間拝命していますが、受講生の独立に対してアドバイスしています。

 資格を取得しても中々クライアントとの契約が出来ない方も多くそのような方へのアドバイスをする為の「コンサルタント養成塾」を運営し稼げるコンサルタントを育成しています。

 

資格:  中小企業診断士

経営コンサルタント唯一の国家資格です。(経済産業大臣登録)企業の売上を伸ばす成長戦略を実行するに当たって具体的なアドバイスをする仕事です。このため、中小企業診断士は、専門的知識の活用とともに、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役となります。

 資格取得の経緯・背景

32歳の時、東証1部上場企業で繊維商社労働組合の専従委員長に推薦されました。組合員は1000名程の規模です。

当時組合は「経営改善闘争」を旗印としていましたので経営陣と団体交渉を行なう時には経営知識が必要でした。

そのための勉強を開始しますが、その中で「中小企業診断士」資格に出会います。
運良く、1年半程で資格を取得する事が出来ました。大学受験より猛勉強した記憶があります。3年間の労組専従のお陰で労務管理知識も得ることが出来ました。

その後、若干の英語力と経営管理知識のお陰で海外提携ブランドを扱う部門の責任者となりました。

ニューヨーク発のブランドであった為、退職するまでに数十回ニューヨークを訪れ、ブランディングやディスプレー技術(VMD)、品揃えについて学ぶ事が出来ました。

1ドル78円の円高も経験し、学生時代に現地で経験した「1ドル360円」時代を考えると隔世の感でした。海外提携ブランド部門は当初赤字でしたが年を経る毎に売上が伸び順調に黒字化出来ました。

 

起業
51歳に成った年、会社は業績悪化の為希望退職を募りました。

メガバンクに多大な借入金が有ったため50歳以上の者が対象となりました。
今まで思い描いていた夢の実現や生活の事など色々な事が頭の中で錯綜しましたが
コンサルタントとして起業する事決意しました。

しかし、「資格が有れば何とかなる。」と言う考えは、無残にも打ち崩されました。

確かに中小企業診断士はコンサルタント唯一の国家資格ですが、資格が無くてもコンサルタントになれます。
名刺に◯◯コンサルタントと掲げれば誰でも明日からでも開業出来ます。

弁護士、税理士、行政書士などほとんどの士業は資格が必要ですがコンサルタントは資格が無くても仕事をする事ができるのです。実際資格が無くても優秀なコンサルタントは沢山います。

コンサルタント業は、能力主義で競争の激しい厳しい職業なのです。
コンサルタントは口だけと揶揄する人がいますが、大変肉体労働です。
商圏調査や店舗での顧客回遊調査、競合店調査などではほぼ一日中立ちっぱなしの時も有ります。

その為楽に稼げるセミナー講師を専門にするコンサルタントも多いのです。

唯、実戦を経験していない講師の話は直ぐ判ります。
再現性が低く実現性が無い話が多く参考になりません。

コンサルタントと契約する場合、継続的に改善提案をしているか、
提案の効果はどの様であったか、確認する必要が有ります。

 話は少しそれてしまいましたが、開業後の23年間はサラリーマン時代の年収を遥かに下回るものでした。
開業初年度の売上は953,000円でした。(利益で無く売り上げです)

その為この間で3000万円ほどの退職金(割増退職金含む)はすっかり使い果たしました。

当時はまだ住宅ローンも1000万円以上残っており、子供達の学費支払いも多大でした。
毎日が日曜日状態で、今後の事を考えると不安ばかりがつのりました。

行動を起こす前に結果を推測し、何もしない毎日が続いていました。

専業主婦で有った妻は家計を少しでも助けるためパートタイマーとして働きに出ました。

 退職金が底をついたころようやく重い腰を上げコンサルタントとして生活するための行動に出ました。
見えない商品を売り込む営業は難しく、かつ営業する士業は少ない時代でした。

現在のようにインターネットを活用するすべもなく大変苦労しました。様々な異業種交流会に参加したり、無料のセミナーを開催したり、同業者の会には積極的に参加し人脈を広げていきました。こうした中で少しずつクライアントを作っていく事が出来ました。

クライアントを一つ作れると自信が出来次のクライアントとの契約が出来ました。

新規ビジネスは最初の顧客をいかに作るか、そしてその顧客に徹底的につくすことにより次につながることを身をもって知ることが出来ました。

手を抜くことなくサラリーマン時代の倍は働きました。おかげでクライアントの数も徐々に増え開業5年でやっとサラリーマン時代の年収を確保するに至りました。

 私はインターネットの力を活用し本当に自社の商品やサービスを必要とする人と繋がります。そして最後は人間力によるクロージングです。

インターネットとリアルな人間力の融合がこれから求められると確信しています。そして現在これらを実現するための「実践塾」を運営中です。

 

【 実績 】

講師・講演

・中小企業診断士 実務補習指導員     2002年~2020年

・日本経営協会 専属講師         2004年~2009年

・浜松大学大学院経営情報学部客員教授   2005年~2008年

・東京都中小企業振興公社 商人大学講師  2009年~2012年

・その他民間企業講演会・セミナー 多数

 

【 コンサルティング 】

・食品スーパーマーケット POS分析 集客

・営業倉庫        経営計画書作成支援

・四国タオル工業連合会  マーケティング支援

・東京都中小企業振興公社 若手商人育成支援

・中野区役所       創業支援

・その他 民間企業多数

 

【 これからの活動 】

「生涯現役」をモットーに活動していますが人生の最終コーナーを回ったところでライフワークとして“高年齢者の経済的自立”を実現するための塾を今春開設いたしました。
現在、高齢者は法律で65歳までの雇用が確保されていますが60歳を過ぎると定年時給料の半分ほどの収入になりボーナスもほとんど出ません。

頼みの年金も今後は65歳からしか支給されません。退職金も使い果たしたころ、収入は僅かな年金だけとなりいわゆる“下流老人”になってしまいます。

少しでも生きがいのある生活をする為には経済的自立を図ることが求められます。

 サラリーマン時代の経験や知識を活かし、社会貢献出来る仕事でセカンドキャリア起業を目指していただく事を目的とした「コンサルタント養成塾」を運営していきます。

世の中にはたくさんのネットビジネス情報が溢れています。

中には相当眉唾的な情報も有ります。すぐに何百万も稼げる怪しいネットビジネス、リスクのある投資、簡単には稼げないアフリエイトなど様々です。

私の開催する塾は簡単に直ぐ稼げるようにはなりません。

しかし一度身に付けたら業種や業態を選ばない汎用性、実現性、再現性が高いスキルを身に付けていただけます。なぜならば、個人々の個性や経験に合わせて手取り足取りアドバイスを行うからです。

インターネットの普及により自分が繋がりたいと思っている人に容易に繋がれる時代となりました。私のライフワークとして今まで困難で有った様々な事をインターネット活用とリアルでの経験により実現したいと考えています。